過去最多の68万人を集めた3、4日の松江水郷祭花火大会。主催した同祭推進会議(会長・田部長右衛門松江商工会議所会頭)は、有料観覧席33席種2万5千席の81%を販売したと公表した。ただ、席種別の設置席数は明らかにしていない。開催直前に一般向けでは最安値の2千円席を発売するなど運営の計画性と透明性が問われている。
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推進会議が2024年大会の収支計画をまとめたのは3月の総会。計画の精度は万全とは言いがたいものだった。
23年大会は1人当たりの最安値が5500円。値段の高さから券売がふるわず、大半を...