鳥取県と鳥取市は14日、15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。鳥取市在住の4人と米子保健所管内の11人。米子管内の感染者のうち2人は児童で、米子市教育委員会は淀江小学校と福米西小学校の児童だと明らかにした。
米子市教委は両校を16日までの3日間、臨時休校にして全ての児童と教職員に検査を行う。対象者数は両校で約1200人。校内の消毒は14日に終えた。
米子管内の11人のうち9人は互いに関連がある。うち1人の感染が判明したため親族など濃厚接触者や接触者を検査したところ、さらに8人が陽性だった。県は、施設やイベントで5人以上の感染がないとして、クラスター(感染者集団)と認定していない。残り2人は発熱などの症状があり、医療機関を受診し検査を受けた。
鳥取市の4人はいずれも年代、性別が非公表。3人は会社員、1人は無職。2人が医療機関を受診して陽性が判明し、その濃厚接触者として、さらに2人の感染が分かった。