松江市宍道町宍道のしんじ幼保園でこのほど、地元の宍道太鼓の演奏とワークショップがあり、園児が太鼓の迫力ある音を聞き、実際にたたいて楽しんだ。
子どもたちと有志などでつくる宍道太鼓振興会の団員16人が披露し、約200人の園児が聞いた。
地元の夏祭りのれんげさんをイメージした楽曲「まつり」では、団員たちがばちを高く上げ祭りの花火を表現。「セイヤセイヤ」と声や音をそろえた響きに、園児たちは大きな拍手を送った。演奏後は園児が太鼓のたたき方を教わり、リズムに合わせて楽しそうに、どんどんと打ち鳴らした。
年長組の高橋佑征ちゃん(5)は「体を大きく動かしてたたくのが楽しかった」と笑顔だった。
(林李奈)