土砂流出の現場を視察する平井伸治知事(中央)=鳥取県琴浦町山川
土砂流出の現場を視察する平井伸治知事(中央)=鳥取県琴浦町山川

 平井伸治鳥取県知事が1日、台風10号による雨の影響でのり面の土砂が流出した主要地方道倉吉赤碕中山線(鳥取県琴浦町山川)の現場を視察し「安全をしっかりと図れるよう対策したい」と述べた。

 現場近くでは8月27日の降り始めから31日午前9時までに168ミリの降水を観測した。31日朝、のり面の10立方メートルの土砂が流出し、一時通行止めとなった。けが人はおらず、土砂は同日中に撤去された。

 この日は平井知事や福本まり子琴浦町長らが、県の担当者から安全対策について説明を受けた。知事は突風で倒壊した伯耆町立岩のパイプハウスも視察した。

 (中村和磨)