荒神谷遺跡=出雲市斐川町神庭
荒神谷遺跡=出雲市斐川町神庭

 1984年の銅剣発見から40周年を迎えた荒神谷遺跡(出雲市斐川町神庭)で14日、山陰中央新報社文化センターの特別講座「歴史を変えた荒神谷遺跡」が開かれる。元島根県古代文化センター長の宍道正年さんが当時の秘話を交えながら遺跡の魅力を伝える。

 「神」と名の付く地名の不思議や銅剣358本を覆う屋根付き施設の存在について語る。埋納された銅剣の並べ方を説明し、古代人の意図に思いをはせる。近くの荒神谷博物館で開催中の40周年記念特別展「埋める-古代の祈り-」も見学する。

 元小学校教師の宍道さんは分かりやすい解説が持ち味で、親子連れでの参加も歓迎する。

 午後1時半から3時まで。受講料2200円。入館料が別途必要。問い合わせ、申し込みは出雲教室、電話0853(23)0456、フリーダイヤル(0120)230457。