テナント棟2棟の新設を検討しているイオンタウン大田。写真手前の駐車場区画に1棟を建てる=大田市長久町
テナント棟2棟の新設を検討しているイオンタウン大田。写真手前の駐車場区画に1棟を建てる=大田市長久町

 ショッピングモールを開発・運営するイオンタウン(本社・千葉市)が、大田市長久町の商業施設「イオンタウン大田」に、テナント向け建物2棟の新設を検討していることが分かった。駐車場の一部を転用して建設する方針で、来年4月以降の設置を見込んでいる。

 島根県への大規模小売店舗立地法に基づく届け出によると、「テナント誘致を計画するため」とした上で、現在1069台分ある駐車場を793台に減らすとしている。現在ホームセンターがある建物西側の駐車場170台分の敷地と、国道9号に面する正面出入り口西側の駐車場106台分の敷地をテナント誘致の検討区画として示している。

 

 駐車場台数の変更日を来年4月22日としており、建物設置はそれ以降になる。イオンタウン大田の管轄責任者は取材に対し「届け出の内容以外に、具体的なことは現時点では伝えられない」と話した。

 近くでは総合スーパーのトライアルカンパニー(本社・福岡市)が、24時間営業の「スーパーセンタートライアル大田店」の出店を計画しており、来年6月4日のオープン予定となっている。

(勝部浩文)