気勢を上げる選手、監督ら=松江市内中原町、島根県立武道館
気勢を上げる選手、監督ら=松江市内中原町、島根県立武道館

 第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」の島根県選手団の結団式が23日、松江市内中原町の県立武道館であり、選手らが活躍を誓った。近年の男女総合成績(天皇杯)が40位台と低迷する中、2030年に地元で開催予定の「島根かみあり国スポ」での総合優勝に向け、今大会で30位台を目指す。

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 選手団の人数は、既に実施する会期前競技を含め32競技、計448人。結団式は170人が出席し、団長の丸山達也知事が「今大会での活躍は、30年の国スポを目指す選手の大きな励みと力になる。目標実現に向けて力を発揮してほしい」と激励した。

 主将を務める軟式野球成年男子の板倉和樹(山陰合同銀行)は「県民に元気と感動を届けられるよう大会に臨む」と決意を表明。全員で「エイエイオー」と気勢を上げ、士気を高めた。

 今大会は10月5日から11日間、佐賀県内で開かれる。

(原暁)