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ローラー滑り台がスリル満点の「オロチランド」。見た目通り、スリル満点だ=島根県奥出雲町三成、みなり遊園地
記者のオススメPOINT
大人も足がすくむ、スリル満点のローラー滑り台


 巨大な地球儀のような球体から一気に滑り降りるローラー滑り台は、スリル満点だ。大人でも、高所が苦手な人は足がすくむはず。山陰両県には珍しい刺激的な遊び場を、思う存分満喫しよう。

最上階にある展望回廊からの眺め。高さにぞくぞくしてくる

 アームを押して回転させる仕様の入場ゲートは「遊園地に来た!」と、気持ちを高めてくれる。

遊園地気分を高めてくれる入場ゲート


 大型複合遊具「オロチランド」は、近くにある国の名勝・天然記念物「鬼の舌震」の巨岩がモチーフ。長さ80メートルと20メートルのローラー滑り台は、森と岩の隙間を高速で流れる清流をイメージしているという。木の幹のような入り口から、らせん階段を上ると、ぐらぐら揺れるつり橋などの仕掛けが各階にある。高さが怖いかもしれないが、球体は網目の細かなネットで覆われているので安心してほしい。

オロチランド内部の様子。手前のつり橋はぐらぐら揺れる

 「きかんしゃトーマス」に似た、列車型の複合遊具は、壁登りやターザンロープなどが組み合わさっていて楽しい。乳幼児も遊びやすい高さの複合遊具が点在し、走り回れる広場もある。ブランコは板に座る定番のものや、かご付きのほかに、背もたれ付きのタイプもあり、さまざまな年齢の子どもたちに対応している。

列車型の遊具。レールもあって本物さながらだ
幼児向けの遊具。点在しているので飽きずに遊べる
背もたれの付いたブランコ。親子で乗っても楽しそう


 トイレと自動販売機、イスとテーブル付きの休憩スペースが一つの建物にあるのがうれしい。おむつもここで交換できる。壁に貼られた地図には近隣の観光スポットや飲食店などの紹介もあるので、帰りに立ち寄ってはどうだろう。

(山口春絵)

広々とした敷地。左手の建物にトイレや自動販売機がある
みなり遊園地(島根県奥出雲町)

所在地:島根県奥出雲町三成1641ー1(MAP
休業日:年中無休
入場料:無料
駐車場:あり
授乳室:なし

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