きれいな繁華街を訪れてもらおうと、ごみを拾い歩く参加者=米子市明治町
きれいな繁華街を訪れてもらおうと、ごみを拾い歩く参加者=米子市明治町

 米子市のJR米子駅前や繁華街の朝日町・角盤町の飲食店を楽しむイベント「よなごバル」を前に27日、同駅周辺などで街の清掃活動があった。近くの事業所やバルの参加店舗を含む約60人が火ばさみを手に、ごみを拾って歩いた。

 イベントは米子駅周辺(30日~10月2日)と朝日町・角盤町(10月3~5日)の両エリアであり、計59店舗が参加する。清掃活動はボランティアで、気持ちよく街を訪れてもらおうと、米子商工会議所が呼びかけた。駅前に集まった約30人は歩道の植え込みなどからたばこの吸い殻などを拾い上げ、手にした袋に集めた。

 バル開催中、参加店舗は共通タペストリーを掲げ、料理とドリンクの特別セットを用意する。米子商工会議所の岩田幸輝地域振興課長は「行ったことのない店の魅力も、これをきっかけに知ってほしい」と参加を呼びかけた。イベント終了後は店舗アンケートを実施し、中心部の活性化に生かす。(吉川真人)