島根県内では、くにびき国体終了後、競技熱が冷める開催地も多かったが、横田、仁多両町(ともに当時)で「ホッケーの灯」が消えることはなかった。

 両町内では国体のために整備した天然芝グラウンドという「遺産」を生かし、社会人チームの全国大会誘致などホッケーを生かした町づくりが加速した。地道な取り組みが実を結び、1980年代後半から横田中や横田高のホッケー部が全国大会で上位に名を連ねるようになった。

 中高生の活躍は、...