出雲市浜町の縁結び交流館で18日、パッチワークキルトを創作する「布澄会」(山根澄枝会長)の作品展が始まる。古い着物の風合いを生かした色とりどりのタペストリーやかばんが並ぶ。20日まで。入場無料。
山陰中央新報文化センター出雲教室などで講師を務める山根会長=出雲市斐川町富村=と60~80代の会員35人の作品約120点を展示する。
六角形を集めてつなぎ合わせた「花の環」や、古いかすりを再利用して白いバラを浮き上がらせたタペストリーなどの作品や古布で作った動物が見る人を楽しませる。干支(えと)の色紙飾りや手作り小物の販売もある。
布澄会事務局の津戸幸子さん(74)は「布の使い方に個性が表れる。古い布が華やかによみがえった作品を楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
午前10時~午後4時。最終日は午後3時まで。(佐藤一司)