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 島根、鳥取両県民が山陰のホテルや旅館を利用する際に割引を受けられる「WeLove山陰キャンペーン」で両県が21日、一転して鳥取県民や鳥取県内施設の宿泊予約の新規受け付けを停止すると発表した。20日時点で継続の考えを明らかにしたが、鳥取県西部が中心の新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて両県知事が協議し決めた。停止期間は26日から当面の間。島根県民が島根県内で宿泊する際は引き続き助成を受けられる。

   

 キャンペーンは両県知事の判断か、感染状況が政府の分科会が示す指標でステージ3(感染急増)以上の場合に停止する。鳥取県の確保病床の使用率は20日時点で29・3%。ステージ3の指標の20%を上回った。

 平井伸治知事は21日の会見でキャンペーンについて「想定以上の利用がある」と述べ、両県民の往来の活発化が感染拡大を招くことを危惧。「泣く泣くストップする」と理解を求めた。

 島根県でも感染拡大が続くが、県は経路が把握され市中感染の状況にないと判断し県内の継続を決めた。

 停止が26日からなのは周知に時間がかかるため。既に予約した場合は宿泊日が26日以降でも助成を受けられる。感染状況が改善すれば両県で再開を検討する。

 キャンペーンは3月に始まり5千円を上限に宿泊代の半額の割引を受けられる。島根県の施設では3~5月で10万4千人(島根県民8万7千人、鳥取県民1万7千人)が利用し、鳥取県は日帰り入浴や観光施設入館も含め6月末時点で37万4500人が使った。

      (曽田元気)