出雲市を拠点に活動する「出雲やしろ太鼓」(川村順吉代表)の公演が9、10日、同市大社町杵築南の大社文化プレイスうらら館・だんだんホールで開かれる。出雲神話や祭りを題材にした迫力ある演奏が好評で、今回初めて2回公演とした。入場無料。
2016年5月に発足し、10~60代の35人で活動する。毎年11月にオリジナル曲を主体にした演奏会を開いており、8回目。
旧暦10月の神在月にある神迎祭から直会(なおらい)にいたる一連の神事を踊りや三味線も加えて描く「平和への祈り」、ドラムやギター、シンセサイザーなどの演奏や他分野の踊り、歌を取り入れた「ダイナミック琉球」などを披露する。新曲「陰陽師(おんみょうじ)」は鬼や悪霊と戦い、退治するストーリー性を持たせた。
川村代表(73)は「表現力を広げ、レベルアップしている団員の姿を見てほしい」と話した。
9日は午後6時半、10日は午後1時開始。問い合わせは事務局、電話080(2553)4775。