チームを運営するNPO法人ディオッサスポーツクラブの渡部稔理事長(60)は6日、ブラジル人選手側の訴えを受けて会見を開き「監督、コーチによるセクハラやパワハラ発言はなかった」と否定した。一方、通訳の同行が十分でなかったのは認め、損害賠償を2選手側に提示していることを明らかにした。

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 クラブは8月に監督とコーチに対し、10月末から今月にかけて全選手と監督、コーチに聞き取り調査を行った。この結果、2選手が...