ニホンアシカの剥製などを紹介する藤原弘啓発推進員=松江市殿町、竹島資料室
ニホンアシカの剥製などを紹介する藤原弘啓発推進員=松江市殿町、竹島資料室

 戦前に竹島(島根県隠岐の島町)で捕獲されたニホンアシカをテーマにした子ども向けの企画展が島根県竹島資料室(松江市殿町)で始まった。ニホンアシカの剥製や、絵本の原画といった約60点が並ぶ。8月30日まで。
 絶滅したとされるニホンアシカの剥製は、生後2~3カ月の幼獣で体長約70センチ。傍らには1940年に竹島でアシカを撮影した8ミリフィルムの映像が流れ、生態に迫ることができる。
 竹島での漁猟の歴史を描いた絵本「メチのいた島」の原画からは、アシカと隠岐の人々の共生のありようが分かる。会場では、竹島の歴史についての穴埋め問題などがある自由研究キットも配る。
 資料室の藤原弘啓発推進員は「友人や家族と一緒に来て竹島学習に役立ててほしい」と呼び掛ける。
 開室は午前9時~午後5時。火曜休室。入場無料。
(佐貫公哉)