島根県が10日、高病原性鳥インフルエンザが発生した大田市内の養鶏場の防疫措置が完了したと発表した。県庁で11日、危機管理対策本部会議を開き、来春の生産再開を目指した経営支援の検討や、全国の発生状況を踏まえた感染防止対策の継続を確認した。

 大雨などの影響で、採卵鶏40万1733羽の殺処分は7日に、養鶏場の清掃、消毒を含めた防疫措置は10日に終え、当初よりそれぞれ3日遅れで完了。県職員や自衛隊など延べ...