浜田市の石見神楽長澤社中(長冨幸男代表)の初の記念神楽大会「石見神楽長澤社中伝承プロジェクト100」が12月15日午前9時から、同市の石央文化ホールで開かれる。同社中が創作した独自の「加藤清正」など迫力の舞を披露する。
長澤社中は明治初期ごろから活動したとされ、石見神楽が盛んな浜田市内でも歴史が長い社中の一つ。現在は4~84歳の37人が所属する。
100年以上の歴史を築いた社中の先達を顕彰するとともに、今後の神楽振興を後押ししようと記念大会を初めて企画した。
長澤社中が技術指導した社中など5団体をゲストに迎え「大蛇(おろち)」や「大江山」など10演目を舞う。神楽衣装などの体験もある。
前売り券は指定席5千円、自由席3千円で、当日券が5500円、自由席3500円。前売り券の販売は浜田、江津、益田市の観光協会などで。前売り券の取り置きはnagasawa.iwamikagura@gmail.com、電話090(7992)5890。