13日死去した谷川俊太郎さんは、戦後日本で最も親しまれた詩人だった。若くして彗星(すいせい)のように現れ、映像や音楽など、ジャンルを超えて表現者たちと刺激を与え合った。あらゆる題材を軽やかに詩にする才能は、92年の生...