Oさんは女性フリーアナウンサー。地方のテレビやラジオ番組での司会進行などの仕事だけでなく、発声の訓練も積んで歌手としてもデビューを果たし、地元では広く知られた存在だった。

 だが、ローカルテレビ局で大物男性タレントとのレギュラー番組出演を機に生活は一変する。番組では回を重ねるごとに「下ネタトーク」がエスカレートし、苦痛を訴えても周囲の理解は得られず、孤立無援の状況に...