中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句、出力82万キロワット)が7日、再稼働した。中電は電力の安定供給と脱炭素を両立する電源として意義を訴え、経済界は高騰が続くエネルギー価格への好影響を期待する。一方、市民団体は各地で抗議活動を展開し、避難計画の実効性や中電の管理体制などを疑問視した。12年11カ月ぶりの稼働を受け、交錯する期待と不安。安全運転...