子どもやその保護者らに無料や低額で食事を提供する「子ども食堂」は2024年度、島根122カ所(前年度比24カ所増)、鳥取101カ所(同18カ所増)でいずれも前年度比で増加した。島根は人口10万人当たりの数が18・75カ所で全国3位、鳥取県は小学校区に対する充足率が60・68%で同2位となり、支援の輪の広がりを印象付けた。

【関連】物価高、コメ不足 運営厳しく 官民で支える仕組み不可欠

 認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」(東京都)が都道府県や都道府県社会福祉協議会などの協力で調査し、11日に速報値を発表した。

 調査結果によると、...