バスケットボールのりそなBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは7、8日に京都、11日に佐賀とホームの松江市総合体育館で対戦し、2勝1敗で通算14勝5敗になり、西地区首位を維持した。同じ西地区チームとの対戦で、京都とは1試合目、延長で競り負けた。2戦目の佐賀戦は激しい展開になったが、終盤、押し切った。今週末の14、15日はアウェーで、中地区首位のA東京、18日は長崎と対戦する。京都、佐賀戦を解説し、ライバルの東京と長崎戦の見どころを紹介する。(編集局・舟越幹洋)

 京都戦は嫌な予感がしていた。京都のロイ・ラナヘッドコーチは昨シーズンから、安定したチームを作っていた。京都はオフェンス、ディフェンスともに驚くような戦術はないが、バスケットボールの基本が徹底されている。選手個々の能...