2025年の干支「巳」を題材にした作品を仕上げた益田高校書道部(前列)=益田市高津2丁目、高津公民館
2025年の干支「巳」を題材にした作品を仕上げた益田高校書道部(前列)=益田市高津2丁目、高津公民館

 益田市七尾町、益田高校の書道部が17日、同市高津2丁目の高津公民館で、巨大な筆を使って縦3・4メートル、横3・7メートルの和紙に2025年の干支(えと)「巳」の文字を揮毫(きごう)した。

 同公民館の依頼で21年の干支から制作し、5回目。約20人の地域住民が見守る中、巨大な筆を見事に使うパフォーマンスを披露した。

 部員8人が参加し蛇の形を表す象形文字と、赤い墨で大きく「巳」と大筆で書いた。部員らで考えたという「元気な一年 そう蛇(じゃ)そう蛇(じゃ)」との文を添え、新年の健康を願う思いを込めた。公民館で27日から展示する。

 部長の2年、桑原葵さん(16)は3カ月前から準備したといい「みんなで頑張ってきたので、完成できて安心した。元気な一年を過ごしてほしい」と話した。(藤本ちあき)