人手不足などで経営環境が大きく変わる中、山陰両県の企業が労働生産性を上げるため「人への投資」に力を注いでいる。個々の資質や能力を最大限引き出し、組織全体の生産性を上げて収益向上につなげるのが狙いだ。人材を資本と捉え、経営改革を進める地場企業の動きを追う。

 「我慢強く人材に投資し、教育することが...