いかに震災の教訓を引き継ぐべきか。30年という時間の経過は少なからず記憶を風化させる。「だからこそ資料を残す重みが増している」。震災資料の収集に取り組んできた島根大法文学部の板垣貴志准教授(46)=近現代史=は断言...