物価高が続く中で春闘が事実上スタートした。過去2年続いた賃上げの勢いをさらに強め、中小企業や非正規社員の賃金を改善することを目指さねばならない。業績好調が続く大企業の責任は重い。部品・素材メーカーや下請けの中小企業に対し、人件費の増加に伴う納入価格引き上げ...