物質を分解したとき、その物質の化学的性質を失わない最小単位を分子という。分子は二つ以上の原子が「化学結合」をしてできているが、そのうち、原子が他の原子と互いに電子を共有し合う結び付き方は「共有結合」と呼ばれる。化学の教科書は共有結合について「2個1対の電子を共有する」と教えるが、北海道大大学院の研究チーム...