コンサートへの意気込みを語るレイヤマダさん=松江市殿町、山陰中央新報社
コンサートへの意気込みを語るレイヤマダさん=松江市殿町、山陰中央新報社

 シンガー・ソングライターのレイヤマダさんが23日、松江市袖師町の島根県立美術館ホールでコンサートを開く。島根との縁によって紡いだ楽曲を艶やかで伸びのある歌声で響かせる。「東京生まれの私から見た山陰の良さを音楽で伝えたい」と意気込む。

 東京出身で2013年にデビューし、全国を回って活動する。14年に江津工業高校の学園祭に出演したことを機に山陰両県でも公演。15年には宍道湖に浮かぶ嫁ケ島の伝説を題材にした、バラード「えにしのうた」を美保神社(松江市美保関町美保関)に奉納した。県のPR大使「遣島使」や松江観光大使を務める。

 コンサートは島根をモチーフにした曲や新曲、誰もが知る懐メロなどを披露する予定。春の訪れを感じる時季になり、新たな気持ちで前向きに進んでいけるような楽曲構成で届ける。

 レイヤマダさんは13日に松江市殿町の山陰中央新報社を訪れ、「祈りをささげるようにして歌っていると感じてもらえたらうれしい」と来場を呼びかけた。

 コンサートは午後6時半開演。全席指定で前売り4千円。問い合わせは実行委員会事務局の門脇さん、電話090(1355)7417。(吉田真人)