企業の会社説明会が3月1日に解禁されるのに合わせ、2026年春に卒業予定の学生らを対象にした、島根県内最大級の合同説明会「しまね企業ガイダンス」が同3日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセで開かれる。人手不足が深刻化する中、地元企業約200社が参加して学生に事業内容などを説明する。
参加企業のブースでは午前11時半から午後4時半にかけ、担当者が事業概要や採用計画を説明。オプション企画として、就職活動で必要なグループディスカッション体験会や、企業担当者との軽食付きの交流会も開く。
今年から、志望業界などを記すコミュニケーションカードをデジタル媒体で事前登録する方法を導入。登録情報を基に、企業と学生が円滑にコミュニケーションできる環境を整えた。
ガイダンスはジョブカフェしまねと島根県が主催。ジョブカフェしまねの岸学思課長は「県内に多くある魅力的な企業と出会ってほしい」と話した。入場無料で事前申し込みが必要。問い合わせはジョブカフェしまね、電話0120(67)4510。