
3月から「就職活動」がスタートします。保護者の関わり方と就活生のホンネについて、就活生の子を持つ保護者Aさんと県内で働く若手社員Mさんが語り合いました。
プロフィール
就活生の子を持つ保護者Aさん
関東に進学した子どもは、大学3年生。そろそろ就職活動も始まると思うけど、うごいているのかしら。どう関わっていいのやら、少し心配。
県内で働く若手社員Mさん
県内企業に就職して社会人2年目。県内の高校卒業後、関西の大学に進学。関西での就職も考えたが、地元にUターン就職した。趣味は、ドライブ。
Aさん 関西での就職と迷って地元就職を選んだのですね。地元の良さって何ですか?
Mさん 初めての社会人で不安なことが多いので、家族や地元の友達の「安心感」は何ものにも代え難いですね。都会のせわしない電車通勤より、見慣れた地元の道を通勤する方がストレスなく自分らしく働けるかなって。正直、関西にも魅力的な企業はたくさんありましたが、「いずれは地元に戻ってきてほしい」って両親に言われて、決心しました。
Aさん そうなんですね。親の一言は大きいですよね。でも、県外にいると地元企業の情報収集は大変そうですね。
Mさん はい。私は、両親から送ってもらった、ふるさと島根定住財団のリーフレットを見て色々調べるようになりました。LINEで定期的に情報が送られてくる「しまね登録」に登録したり、島根県大阪事務所の学生就職アドバイザーさんに相談に行ったりしました。島根県の就職相談窓口は大阪の他、岡山、広島、山口、福岡にもあるみたいですよ。東京には、しまね移住相談窓口もあるし、気軽に相談してみたらいいかも。

Aさん 知らなかった。それは便利ですね。就活を頑張っている子供に対して親は、どんな関わり方をしたらいいのでしょう?
Mさん そうですね~、私が助かったと思ったのは、両親が就活に関するチラシを送ってくれたり、地元で就職活動する際に、送迎してくれたりしたのは、とても助かりました。
Aさん 金銭面でも支援があると助かりますよね。
Mさん それは助かります!あと、「しまね就職活動応援助成金」という制度があって、条件を満たすと、交通費・宿泊費が助成されるので負担感は軽減されました。

Aさん それは助かりますね。あと、子どもは親があまり口出ししたら嫌がるかな?って思って。
Mさん そうですね。なかなか内定が決まらなかった時、あなたらしく頑張ってと言ってくれた時は嬉しかったです。優しく見守っていてくれて。逆に、聞いたことない企業だね。って言われた時はショックだった。笑
Aさん 笑。
Mさん ふるさと島根定住財団のジョブカフェしまねのサイトには、県内企業約1,900社の企業情報が掲載されていて、有名ではないけど、魅力的な企業はたくさんあります。それを・・
Aさん 聞いたことないねっていうのはひどい!笑
Mさん そう!

Aさん 気をつけます。笑 そういえば、3月から就活スタートなんでしたっけ?
Mさん そうです。卒業・修了前年度の3月1日から企業の広報活動開始、6月1日から採用選考活動開始、10月1日から正式な内定というスケジュールです(注1)。
※就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議決定
Aさん もうすぐですね。
Mさん 私は3月に開催される「しまね企業ガイダンス」に参加して、ネットや情報冊子だけでは分からない県内企業で働く魅力をたくさん知ることができました。今年も3月3日にくにびきメッセで開催されますよ。良かったら、お子さんに教えてあげてください。もしかしたら知らないかも。
Aさん そうですね。LINEしてみます。
※この対談は、2024年12月にあった保護者向け就活イベントの質疑などを基に作成しています


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