昔、米国新聞で大男のミスター・アメリカというゴルファーが貧しいはだしの少年をボランティア精神でキャディーとして雇用する風刺漫画があった。

 少年はまず靴を買ってもらい、重いゴルフバッグを担いで球を拾い、丁寧に汚れを拭いて渡す。ミスターは誠実な少年をかわいがり、使い古したクラブを「暇なときにこれで練習しなさい」と譲り渡...