受験生に問題を配る試験官=松江市西川津町、島根大
受験生に問題を配る試験官=松江市西川津町、島根大

 国公立大の2次試験前期日程が25日、全国各地の大学で始まり、山陰両県の4大学では、計3790人が関門に臨んだ。

 【問題と解答例】島根大学2次試験・前期日程

 島根大は7学部の募集人員575人に対し1365人が受験。倍率は2・4倍となった。島根県立大は島根、広島両県の計4会場で、共通テストで合否判定する地域政策学部を除く3学部の募集人員180人に対し423人が受験、倍率は2・4倍だった。鳥取大は、募集人員682人に対し、鳥取、米子両キャンパスで1410人が受験し、倍率は2・1倍。全国8会場で実施した鳥取環境大は、募集人員135人に対し、592人が受験し、倍率は4・4倍だった。

 26日は島根、鳥取両大の医学部で面接試験がある。合格発表は、鳥取環境大が3月6日、島根大と鳥取大が同7日。島根県立大は学部により同1、5の両日に分かれる。

 後期試験は同12、13の両日に実施される。

 全国では山陰の4大学を含む172大学613学部に23万5719人が志願し、募集人員に対する倍率は昨年と同じ2・9倍。国立大(81大学406学部)には17万8611人が志願し、倍率は2・8倍。公立大(91大学207学部)の志願者は5万7108人で、倍率は3・4倍だった。

(小引久実)