安藤泰至さんの演奏に聞き入る観客たち＝米子市西町、鳥取大医学部付属病院
米子市西町の鳥取大医学部付属病院で２５日、２０２４年９月に設置されたストリートピアノを使った初の演奏会があった。来院者や職員は心地よいピアノの音色に心を和ませた。
演奏したのは同大医学部保健学科准教授の安藤泰至さん（６４）で、モーツァルトやショパンなど、アンコールを含め計８曲を演奏した。通りかかった人も足を止め、演奏に聞き入った。
普段とは違う時間を過ごしてほしいと、癒やし系の曲を選んだという安藤さんは「温かい拍手がうれしかった。今後も弾くことができる機会があればぜひ弾きたい」と話した。
ストリートピアノは第二中央診療棟２階のがんセンター前ロビーに設置しており、平日午前９時～午後５時、誰でも自由に演奏できる。（藤本みのり）
