松江市鹿島町名分の鹿島中学校でこのほど、ドローンを使った授業があり、生徒23人がドローンに動きを指示して飛ばし、プログラミングの面白さを学んだ。
情報技術への理解を深める、技術科のプログラミングの授業で実施した。生徒は3人一組になって、前進や上下移動の距離、方向転換の角度、回転などの動きが示された七つの課題に取り組んだ。
タブレット端末上で「前100センチ」「時計回り120度」といったブロックを連ねるように組み合わせて画面上で試行した。別の教室に設けられた「飛行場」で実際の動きを見守り、指示通りに動くと「成功しました」と笑顔で報告していた。
3年の石橋莉子(りこ)さん(15)は「動かす角度を考えるのが大変だった。また飛ばしてみたい」と話した。
授業は松江市袖師町のIT企業SacoS(サコス)のシステムエンジニア5人が指導した。体育館でドローン30台を使ったショーもあった。(森みずき)