父のことばで思い出すのは「お仏飯(ぶっぱん)(仏(ほとけ)様に供える御飯)を食べる口(くち)で、ウソをついたら、阿弥陀様が泣かれるでなー」と言っていたことです。

 父は布教使でした。私が、京都からお寺に帰った昭和52年の8月から長年、休会しておりました子ども会を、父母と私の3人で再開することにしました。子ども会では、父...