現役を退いてから半年を過ぎても、180センチ、72キロの体形は崩れていない。サッカー元日本代表主将の長谷部誠さんは「週5回は、10キロくらい走るようにしています」とさわやかに笑う。自分を律する凜とした姿は今も変わらない。ドイツのフランクフルトを拠点に指導者人生を歩み始め、同時に日本代表のコーチも務める。2026年ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選を独走し、今月20日にも8大会連続の出場が決まる日本代表を「歴代最強」と評する声は多い。だが、長谷部さんは「基本的に、歴代最強とかは僕はあ...