バスケットボールBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは12日、西地区首位の琉球とアウェーで対戦し、延長にもつれる白熱したゲームの末、勝利した。通算27勝14敗で西地区2位は変わらないが、首位・琉球とのゲーム差は「1」になった。首位攻防にふさわしい激闘になった琉球戦を解説する。(編集局・舟越幹洋)
勝つと負けるで、大違いの一戦だった。勝てばゲーム差「1」。琉球には追われるプレッシャーがかかる。だが、負ければゲーム差は「3」に広がり、追いかけ、追いつくのはかなり厳しくなる。琉球から首位の座を奪うには、実質「4」差をつける必要が出てくる。琉球からすると「3」あれば、余裕がある。順位を争っているチームの直接対決では、こうしたケースが出てくる。レギュラーシーズン終盤の大一番だった。
終盤戦...