新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、鳥取市は6日、夜間接種を市役所駅南庁舎(富安2丁目)で始めると発表した。26、28日と9月9、11日の計4日。南庁舎では今月29日から日曜限定で日中の接種時間帯の託児サービスも導入し、働く世代の接種率向上につなげる。
夜間接種の開始時間は午後の6時半、7時、7時半で10日から予約を受け付ける。1日の定員は8月が90人、9月は72人に設定した。
託児サービスは、29日と9月の日曜日の午前9時から正午までと、午後1時半から同4時半まで。保育士2人を置き、来場から接種後の経過観察が終わるまで30分程度の利用を見込む。預かる対象は未就学児。利用は無料で予約不要とした。市は10日に49歳以下の接種予約を開始。利用状況を見ながら、夜間接種と託児サービスの対象日の追加について検討する。
(岸本久瑠人)