江津高ハンドボール部員に千羽鶴を手渡す施設利用者=江津市和木町、よろこぼう屋
江津高ハンドボール部員に千羽鶴を手渡す施設利用者=江津市和木町、よろこぼう屋

 【江津】15日に福井県内で開幕する北信越総体ハンドボール競技に男女アベック出場する江津高チームを激励しようと、高齢者施設「よろこぼう屋」(江津市和木町)の利用者が6日、千羽鶴を贈った。

 6月上旬に松江市内であった島根県予選で、江津高が2大会ぶりのアベック出場を決めたのを受け、デイサービス利用者約90人が手分けして仕上げた。

 6日は、施設を訪れた部員に、利用者の代表が男女チームに一つずつ作った千羽鶴を手渡した。折った鶴をひもで束ねる作業を担当したという江津市江津町の佐々木フクエさん(85)は「ケガをしないように頑張ってほしい」とエールを送った。

 男子チームの2年生部員、佐々木颯さん(16)は「千羽鶴はありがたい。一つでも多く勝てるよう頑張りたい」と応じた。 (福新大雄)