【松江】松江市体操連盟の体操教室に通う小中学生19人が7日、社会福祉法人みずうみ保育園体育館(法吉町)で、電動カートやロボットを使って楽しく体を動かした。
参加者は、みずうみが運営する福祉施設で使われている電動カートに乗って体育館周辺を散策した。
遠隔操作ができるロボット「temi(テミ)」も登場し、認識した人の後を追う追従機能を使ってリレーに挑戦。顔が思うように認識されず、テミが違う人を追いかける場面もあったが、職員に顔認証のこつを教わりながら全員にたすきを回した。
法吉小学校6年の坂本真由さん(11)は「ロボットについてきてもらうのが予想より難しかったけど面白かった」と話した。
イベントは、コロナ禍の夏休みで思うように遊べない受講生のために企画。月2回の体操教室の会場となっている市総合体育館とは異なる場所で催した。
(黒沢悠太)