任期満了に伴う出雲市議選(定数30)が13日、投開票され、新市議30人が決まった。投票率は2021年の前回選を8・31ポイント下回る54・80%で、合併後の05年選以降で最低だった。
当選者の内訳は、現職20人、新人10人。党派別は、公明3人、れいわ1人、共産2人、無所属24人。旧市町別は出雲17人、斐川6人、平田3人、大社2人、佐田1人、多伎1人となった。湖陵は16年ぶりに地元候補が立候補したが、落選したため、引き続き空白となった。
旧斐川町の編入合併後の13年選以降、最多となる現職24人、新人15人が立候補し、定数を9人上回る激戦となった。各候補は、子育てや教育環境の充実、防災・減災対策の強化、観光業や地域産業の振興、人口が減少する中山間地域対策などを訴えた。
開票作業は午後8時15分から出雲市西林木町の市総合体育館で行われた。
当日有権者数は13万8124人(男6万6299人、女7万1825人)。
(片山皓平)
◇出雲市議選開票結果(14日午前0時半、選管最終、定数(30)-39人)
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