浜田署は14日、浜田市内の60代男性が交流サイト(SNS)型投資詐欺に遭い、700万円をだまし取られたと発表した。
浜田署によると2月19日、男性がユーチューブを利用中、表示された投資広告にアクセスすると、著名人とのLINE(ライン)トークを装う画面が出た。
アシスタントの「橋本」と名乗る人物から、1日のうちに株を売買するデイトレード投資を勧められ、必要なアプリをダウンロード。その後、アプリのカスタマーセンターを名乗る「相馬」という人物の指示で、投資資金名目で3月31日に500万円、4月1日に200万円をいずれも指定のネットバンキングに振り込んだ。
ネットバンキングを運営する金融機関から県警本部に「詐欺被害に遭っているかもしれない」と連絡があり、同署が男性から事情を聞き、被害が判明した。