第9回みなとオアシス境港大漁祭が19日、境港市の境水道に面する海岸通りで始まった。日本海や瀬戸内海の海の幸を使った品々が販売され、来場者が境水道の風景を楽しみながら舌鼓を打っている。20日も。
山陰両県や広島県から約40の出店があり、「境港のサバサンド」「かき味噌(みそ)焼きそば」「白バイ貝の炊き込みご飯」などの料理・食品を販売。特設ステージでの演奏や演舞の披露、国土交通省境港湾・空港整備事務所の港湾業務艇「はくしゅう」に乗船しての境港見学ツアーもある。
Sea級グルメコンテスト境港大会も同時開催されアジやホタルイカ、サケ、つぶ貝、タコなどを使った料理の味を購入者が評価し投票もしている。エビ釣りといった企画もあり、子どもたちの人気を集める。
開場時間は午前10時~午後4時で、祭りを主催する実行委員会の佐名木知信委員長(62)は「海の幸を使っていない『食』もたくさんある。会場のロケーションとともに楽しんでほしい」と話している。
(松本稔史)