木の板にコルクボードの地図を貼り付ける参加者=島根県吉賀町柿木、柿木公民館
木の板にコルクボードの地図を貼り付ける参加者=島根県吉賀町柿木、柿木公民館

 島根県吉賀町柿木、柿木公民館内にある談話室が内装を新たにするのに合わせてこのほど、室内の家具類を作るワークショップがあった。地元の小中高校生6人が集まり、柿木地区の主要施設やお勧めスポットを書き込むことができるコルクボード製の壁掛け地図を作った。

 談話室は昨年2月から改修を開始した。活用されていなかった部屋を町民や若い人も集える場にしたいと、まきストーブや吉賀町内の木材を使った棚やソファを設置する。町民にも改修に携わってほしいと公民館が企画し、棚やソファのクッション作りなどのワークショップをする。

 壁に掲げる地元マップ作りでは、約2メートル四方の木の板に各地区の形に切り出したコルクボードを貼り付けた。大人たちの力を借りながら子ども6人でボードを切り出し、飾り付けや活用方法を話し合った。

 参加した吉賀高校2年の須藤来夢(らいむ)さん(16)は「お気に入りの場所を書き込んで活用するなど、みんなが集まり憩える場所にしたい」と話した。(堀尾珠里花)