女子サッカー・なでしこリーグ2部のディオッサ出雲FCの運営法人は8日までに、ブラジル人元選手2人からハラスメント行為を受けたなどと指摘を受けている堺陽二監督について、日本サッカー協会から「監督の懲罰を行わない」との決定があったと発表した。これに対し、元選手側は決定に納得がいかないとして、クラブと監督を提訴する考えを示している。

 昨年11月にブラジル人選手(当時)と代理人弁護士らが会見し、試合中や練習中に監督らからセクハラ発言や差別的発言を受けたなどと主張。日本女子サッカーリーグに告発文を提出し、関係者の処分を求めていた。

 同協会裁定委員会の通知によると、日本女子リーグは、...