島根県立大の学生が17日、参院選の期日前投票所が設けられた浜田市役所で出口調査をした。支持政党や選挙への関心度などを尋ね、結果をまとめた上で、発表する考えだ。
2024年にあった衆院選に続いて実施。投票行動の分析などを行っているサークル「しまね県大政経塾」のメンバーらが投票を終えた有権者に声をかけて協力を要請。応じた約80人に調査項目を記した用紙に記入してもらった。
調査項目のうち、投票する際に重視した点を尋ねる項目では▽物価高対策▽環境問題▽地方創生-などの選択肢を設けた。比例代表については、政党名と個人名のどちらを記入したかなどを尋ねた。
サークルのメンバーで地域政策学部2年生の森下天斗(たかと)さん(20)は「浜田の人たちがどのような点を争点として捉えているかなどを知りたい」と話した。
(三浦純一)