1975年、長崎での被爆体験を基に書いた小説「祭りの場」で群像新人文学賞と芥川賞をダブル受賞してデビューした林京子(30~2017年)は、一貫して核をテーマに創作を続ける。そのことで批判も浴びた。「原爆以外の作品を書け...