第61回鳥取しゃんしゃん祭(同祭振興会主催、13~15日)の一斉傘踊りが14日、鳥取市街のメインストリート・若桜街道などであった。109団体の計約3200人が金銀の短冊や鈴の付いた傘を操り、涼しげな音を響かせた。

 伝統芸能・因幡の傘踊りをアレンジした踊り。今年は新型コロナウイルス禍での中止、規模縮小から通常開催に戻って3年目で、踊り手の人数は4千人を超えたコロナ前には及ばないがじわじわと戻ってきた。

 今回は熱中症対策で例年より1時間遅く開始。民謡「きなんせ節」など4曲に合わせて踊りながら練り歩き、観客を楽しませた。...