生徒の水彩画作品を紹介する水野博司講師=松江市白潟本町、市民活動センター
生徒の水彩画作品を紹介する水野博司講師=松江市白潟本町、市民活動センター

 山陰中央新報社文化センター松江教室で水彩画を学ぶ生徒17人と講師による作品展が1日、松江市白潟本町の市民活動センターで始まり、さまざまな題材を豊かな色彩で描いた36点が並び、来場者を楽しませている。無料、7日まで。

 講師の水野博司さん(80)=松江市春日町=が毎週木曜、金曜日に指導する。植物や静物、風景などの写真を持ち込み、構図や色の調合を教えている。

 とっとり花回廊(鳥取県南部町)の風景画は、鮮やかな花々と人々のにぎわいを繊細な着色で描いた。孫が海岸で花火を楽しむ背中を題材にした作品は、肉や魚の下に敷くドリップシートに色を付け、砂粒の影を表現した。

 水野講師は「一人一人違う色使いやモチーフを楽しんでほしい」と話した。午前9時半から午後5時半まで。

 (森みずき)