出場選手唯一のアマチュア、18歳の仁井優花が2位に入った。最終日に6アンダーの猛追を見せ「スコアを気にせず、自分のゴルフができた」と初々しい笑顔を見せた。
初日、2日目とも2アンダーの70で回り、最終日はトップと4打差の5位タイでスタート。「優勝を狙える」と攻めの姿勢を忘れず、2~4、11~13番でそれぞれ3連続バーディーを奪い優勝戦線に加わっても、スコアや順位は気にしないように心掛けた。
この日唯一のボギーをたたいた15番終了後は、ボードが目に入り、トップと2打差にあることを確認したというが「意識せず、この調子でいこう」と、続く16番(パー4)では、セカンドショットをピンまで約50センチの位置に付け、バーディーとした。
6月で不合格になり、10月に受験する予定のプロテストまでに出場できる大会がなかったことから大会事務局に出場を懇願。仁井は「参加を許可してもらった事務局の方々に結果で恩返しできた」と話した。 (景山達登)